植村康平建築設計事務所

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L.E.J.I.A No.02

通年で開催されているJIAのレクチャーイベントのNo.2「作用しあう建築のつくりかた」に行ってきました。
今回は一緒にプロジェクトを進行されている東畑建築事務所の久保さんとstudio-Lの内海さんのお話を伺いました。
コミュニティデザインという言葉はメディアを通じて知っていましたが実際ににどのような事を考え、実践され、そしてどのような成果があり、どのように建築(設計)に関わっているかを聞くことができ大変勉強になりました。
住宅設計などでクライアントの方や現場の監督さん、職人さん等と良い人間関係を築いていくコミュニケーション能力も建築家にとっては重要なスキルの一つだと思いますが、やはり公共建築になると設計の規模も大きくなり、さらに関わってくる人間も膨大な数になっていき、さらには設計している建物がそれだけで完結するとは限らず市町村全体の暮らしや生活に影響を与えていくため、当事者である一人の建築家ではコントロールしていくことが難しいくなっていきます。そんな時に第三者的な立場でプロジェクトの進行や運営、企画を行っていただけるコミュニティデザイナーの力はとても偉大だな、と感じました。