植村康平建築設計事務所

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アトリエのある家

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アトリエのある家

私たちは日々の暮らしの中で色々なクリエイティブな作業を行っている。それは子供たちの遊びの中にあったり、料理や裁縫などの家事の中にあったり、自転車や楽器演奏、読書などの趣味の中にあったりと様々である。また広義な意味で言えば家族や客人とのコミュニケーションをとることもクリエイティブの一種ではないだろうか。その様なクリエイティブの起点となる”アトリエ”を持つ住宅を考えた。このアトリエは、時にはスタディールームになったり、時にはキッチンやパーティールームになったり、時には音楽室やシアタールームになったりとその時の状況やライフスタイルの変化に合わせて使い方を変える事ができる。いわば住宅の中の余白である。こういった余白を住宅に内包する事で各部屋は個々の用途に合わせて必要最低限の大きさに抑える事ができ、暮らしの質を向上させつつも住宅全体を小さくする事が可能となった。 また本敷地の最大の特徴は約4mの高低差である。この高低差こそがこの敷地の魅力であり、この高低差を打ち消してしまう人工物(擁壁等)を使わない、高低差を利用したスキップロア型の住宅とし、アトリエを中心に家族がどこにいても緩やかな繋がりを感じられる計画とした。

  • type:住宅
  • at:東京都世田谷区
  • size:73㎡

私たちは日々の暮らしの中で色々なクリエイティブな作業を行っている。それは子供たちの遊びの中にあったり、料理や裁縫などの家事の中にあったり、自転車や楽器演奏、読書などの趣味の中にあったりと様々である。また広義な意味で言えば家族や客人とのコミュニケーションをとることもクリエイティブの一種ではないだろうか。その様なクリエイティブの起点となる”アトリエ”を持つ住宅を考えた。このアトリエは、時にはスタディールームになったり、時にはキッチンやパーティールームになったり、時には音楽室やシアタールームになったりとその時の状況やライフスタイルの変化に合わせて使い方を変える事ができる。いわば住宅の中の余白である。こういった余白を住宅に内包する事で各部屋は個々の用途に合わせて必要最低限の大きさに抑える事ができ、暮らしの質を向上させつつも住宅全体を小さくする事が可能となった。 また本敷地の最大の特徴は約4mの高低差である。この高低差こそがこの敷地の魅力であり、この高低差を打ち消してしまう人工物(擁壁等)を使わない、高低差を利用したスキップロア型の住宅とし、アトリエを中心に家族がどこにいても緩やかな繋がりを感じられる計画とした。

  • type:住宅
  • at:東京都世田谷区
  • size:73㎡