植村康平建築設計事務所

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住宅模型製作

今週予定されている打ち合わせに向けて模型を製作しました。
最近は「気持ちよさ」、「居場所」、「回遊性」といったキーワードをどこかに意識しながらプランを考えています。そのようなイメージを伝えるために模型を作り、そこに家具や添景も落とし込みます。
今後、作成したプランや模型はしっかりと記録してHPにもアップしたいなと考えております。

深夜のエスキス

基本的に朝型人間ですが、今日はエスキスに熱中していたら深夜になっていました。
先週ファーストプランを作成し、その案に数日間頭の中で膨らませてきたイメージをフィードバックし始めましたが、作業していく中で次々と新たなイメージが浮かんできて気づいたら全く別のプランが完成しました。毎日良い案が浮かぶ訳でもなく、イメージが出ない日は全くペンが走らず、今日みたいにイメージが湧いてくる日は時間も忘れて疲れも感じずエスキスが進みます。クライアントの方に見ていただく前にも自問自答しながら何案も作成し、自分自身も納得出来るベストなプランを完成させます。予定通り週末は模型作りができそうです。

最近読んだ本

最近は住宅の中でも特に、小さな住宅の設計に興味があり読む本にもその傾向が出ているかと思います。一冊読むとそこに書いてある建築家や作品をさらに追求したくなり、数珠繋ぎに読む本が繋がっていく感じです。
毎回その敷地、そこに住まれるクライアントの方にあった住宅を設計するのでどの住宅も違う形をしておりますが、その中でもどこか共通して植村康平建築設計事務所らしさを出していければと思います。

▽住宅建築家三人の流儀/中村好文・竹原義二・伊礼智

▽伊礼智の住宅設計手法

▽宮脇檀の住宅1964-2000

▽宮脇檀の住宅デザイン教科書

リノベPJ模型

リノベーションPJの模型を製作。
今回は既存の図面が残されていなかったので先日建物の現地測量をさせていただき、それに基づき図面を作成し、それをベースにプランを考え模型を製作しました。最近設計させて頂いた住宅は30坪から40坪程度が多かったのですが、今回の住宅はそれよりも大きいため模型も立派なサイズになりました。やはり模型があるとクライアントの方ともイメージも共有しやすく、打ち合わせもより良いものになると実感しております。こちらの設計趣旨を伝え、またクライアントの方のイメージを伝えて頂き、そういった意見交換をしていく中でまた新たな提案やイメージが湧いてきたりします。打ち合わせを何回か積み重ねていくにつれて、提案もどんどんブラッシュアップしていきたいと思います。

建築雑誌いろいろ

大学から連絡頂き、古い建築雑誌を整理しているのでもし気に入ったものがあればどうぞ、との事だったので急いで駆けつけました。学生さんがひとしきり持ち去った後だったので当時僕も愛読していた新建築や住宅特集、Casaなどはなくなっておりましたが社会人になってから良く読むようになった建築知識や住宅建築、美術手帖などが残っており、この写真の倍くらい頂いてきました。とても得した気分。自分の置かれている状況によって読む雑誌が変わったきた事を実感しました。より良い建築を設計するために日々勉強していきます。