住宅エスキス
ここ数日は集中して住宅のエスキスを行っていました。
最初はぼんやりした線を描きながら少しずつ部屋を落とし込んでいき、並行して全体のイメージや断面イメージを考えていき、プランとの整合性を図りながら徐々に図面らしいスケッチを仕上げていきます。
ひとえに設計の仕事といっても、お施主さんと話をさせて頂いたり、納まりを検討したり、現場で打ち合わせをしたりと色々な工程や仕事内容があるのですが、この一番最初のエスキスが最もクリエイティブな時間でもあり、0から1を作る作業が最もエネルギーを必要とする作業かもしれませんが、個人的には一番好きな時間でもあります。
おおよそプランが固まったところで次はスタディ模型を作って確認します。またその模型を見ながらプランを微調整したり、時にはプランを一から考え直したりし、良いと思える住宅になるまで繰り返しエスキスを行います。徐々に愛着も湧いてきてプランが仕上がった頃には我が子のように可愛く思えます。