植村康平建築設計事務所

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JIA東海住宅建築賞2016

7/2日に名古屋大学で開催された、第4回JIA東海住宅建築賞2016の公開審査に行ってきました。
東海4県で建てられた住宅が約50棟程展示されており、来訪者も自由に閲覧できるようになっておりました。審査員は青木淳さん、中村好文さん、長谷川豪さんと豪華なメンバーで、各パネリストたちが審査員に直接プレゼンテーションを行い、そしてそれを間近で伺うことができました。今自分が考えていたこと近くて共感できた作品や、新しい発見や驚きなどがあり、大変勉強になりました。年の近い若い建築家の方々にも会うことができとても刺激的な1日になりました。
タイミングが間に合うかどうかは分かりませんが、来年は是非出展できればと思います。

建築探訪@多治見

岐阜県多治見市に建築探訪に行ってきました。
一つ目は先月OPENしたばかりのモザイクタイルアートミュージアム(設計:藤森照信)。山のような丘のような特徴的な外観は不思議なスケール感で、遠くから見ると小さいかな、と感じましたが近くに行くととても大きく感じました。背景に建物がなく一般的な窓や装飾品がついてないのでそう感じさせたのかな、と思います。人が吸い込まれていくようなアプローチや自然光を上手く取り込んだ採光計画がとても印象的でした。
二つ目は2002年にOPENしたセラミックパークMINO(設計:磯崎新)。大学生の頃に新建築で見て色々と参考にしておりましたが中々行けておりませんでした。建物自体は有機的な形ではないですが、建物の内外を流れる水の動きや音、風などが自然と人工物である建物を見事に調和させていました。
規模こそ違いますが、色々と住宅設計に参考になるエッセンスを吸収できました。

L.E.J.I.A

JIA主催のレクチャーイベントに参加してきました。テーマは「地域が建築に求めるもの」。
先月もJIAのレクチャーに参加させて頂いたのですが、その時は同じ設計の立場の方から、プロポーザルと公共建築についてのレクチャーで、とても共感する点がありながらも勉強になりましたが、今回は行政の方・教育の立場の方からの話でした。プロポーザルが開催されるまでの苦労、プロポーザルを勝ち進んで建設された公共建築物の実例とユーザーの反応などこれまでにない視点からの意見を聞くことができ大変勉強になりました。
今は頂いた目の前の仕事を精一杯遂行していくのみですが、時期が来たらプロポーザルやコンペもチャレンジしていきたいと思います。

東山動植物園

家族で東山動植物園へ行ってきました。1歳8か月の娘は最近絵本で覚えた動物達を見つけ大興奮でした。
そして植物園内に合掌造りの家を見つけパパも大興奮。1956年(昭和31年)に白川郷から移築されたようで紛れもない本物でした。少し前に合掌造りが気になり本やネットで調べたりしていたのですが、まさか名古屋市内で本物に出会えるとは思いませんでした。植物園は季節の花や紅葉も楽しめるのでオススメです。近くで見る東山スカイタワーも想像よりもカッコよかったです。



東別院

週末に東別院で開催されていたイベントに行って参りました。正式名称は真宗大谷派名古屋別院と言い、写真をアップした山門は宝暦7年(1757年)に建設されその奥にある本堂は元禄15年(1702年)に建設されました。どちらも戦争で焼失した後に再建されましたがとても立派な建物でした。その由緒ある東別院で開催されいたイベントは多くの出店が並びお坊さんによるトークショー(テラトーク)などが開催され、とても活気にあふれておりました。久しぶりにリフレッシュ&家族サービスができました。