大阪・鳥取旅行
数日間お盆休みを頂き、2泊3日で大阪と鳥取へ。
大阪では初めて万博公園へ行き、岡本太郎作の太陽の塔と丹下健三が設計したトラスの大屋根(の一部)を見てきました。両方とも想像よりはるかに大きかったです。公園自体は広々としており穏やかな雰囲気でしたが、この太陽の塔からは塔自体が持つエネルギーなのか、1970年の熱気の余韻なのかはわかりませんが、ひしひしと感じるものがありました。
そして鳥取は鳥取砂丘へ。こちらもかなり広大で且つアップダウンが激しく、そして最も暑い時間に行ったため、恐怖さえ感じる場所でした。
普段と違った空気、スケールを体感でき、心身ともにリフレッシュする事ができました。
三分一博志展 風、水、太陽
愛知淑徳大学で行われている三分一博志展 風、水、太陽に行ってきました。この展覧会は東京のギャラリー・間の巡回展であり、愛知淑徳大学では毎年授業の一環として3年生が企画・設営の全てを行います。私自身も当時この授業に参加し、非常に貴重な経験を積むことができ、まさに私の建築家人生のターニングポイントになったような、とても思い入れの強い授業です。
ですので展覧会に行くと、展示内容以外にも構成や動線、壁や照明の一つ一つも気になってじっくり見てしまいます。そして今年は造作のベンチと水盤が圧巻でした。先生方、学生の皆様、お疲れ様でした。
長屋門のある住宅・訪問
以前設計させて頂いた、豊橋市の「長屋門のある住宅」で行われたBBQパーティーに招待いただきました。こうして自分が設計した住宅に竣工後もお邪魔できることはとても嬉しいことです。家もとても綺麗に使っていただいており、お邪魔した日もとても暑い日でしたが室内は快適な環境になっており、提案したサンルームも好評で本当に嬉しい限りでした。お肉も酒も野菜も美味しく頂きました。ありがとうございました。
植村康平建築設計事務所ー長屋門のある住宅ー
http://uemura-arch.com/…/%E9%95%B7%E5%B1%8B%E9%96%80%E3%81%…
ラコリーナ近江八幡
先日、滋賀県にあるラコリーナ近江八幡(設計:藤森照信)に行ってきました。
竣工後1年近く経つかと思いますが、中々行けておりませんでしたが先日訪れた多治見モザイルタイルアートミュージアムに触発され、ようやく行ってまいりました。外観、素材、光、インテリア、その全てが藤森建築でした。メインの建物のイメージが強かったのですが、その裏手には新しくできたたねやの本社があったり可愛いオブジェのある広場があったりテナントも最近できたようで、思った以上に長い時間楽しめました。
秋田・青森探訪
人生初の秋田、青森へ行ってきました。念願だった十和田市現代美術館(設計:SANAA)と青森県立美術館(設計:青木淳)、そして帰り道には数年ぶりにアオーレ長岡(設計:隈研吾)を訪れることができました。
最初に訪れたのは十和田市現代美術館。ここを訪れるまではのどかな田園風景が続いておりましたが、美術館は大通りに面しており周囲は"街中"といった印象でした。十和田市現代美術館は一つ一つの美術作品に見合ったボリュームの展示室が敷地内に点在しており、それらの展示室が一本の回廊で結ばれているのですが、回廊は美術館の機能上屋根と建具こそありますがとても開放的に造られており、まさに外部を歩いているような感覚でした。展示室の外部にもアートが点在しており、ここまで開放的でわくわくする美術館は初めてでした。
青森県立美術館は仕上げの使い分けやサインの妙は言うまでもありませんが、展示空間のボリュームのメリハリに感動しました。特にシャガールの絵が展示してある大空間は、建築で体感できるスケールを超越しており、まるで大自然の中にいるかのような錯覚を起こさせるほどでした。
アオーレ長岡は竣工直後に一度訪れておりそれから数年経過しておりますが、街に開放された"ナカドマ"は以前賑わっており、広く市民に愛されている印象でした。