建築雑誌いろいろ
大学から連絡頂き、古い建築雑誌を整理しているのでもし気に入ったものがあればどうぞ、との事だったので急いで駆けつけました。学生さんがひとしきり持ち去った後だったので当時僕も愛読していた新建築や住宅特集、Casaなどはなくなっておりましたが社会人になってから良く読むようになった建築知識や住宅建築、美術手帖などが残っており、この写真の倍くらい頂いてきました。とても得した気分。自分の置かれている状況によって読む雑誌が変わったきた事を実感しました。より良い建築を設計するために日々勉強していきます。
a+u May 2016 special Issue
a+u May 2016 special Issue読了。
本号ではシザやヌーヴェル、スティーブン・ホール、オリジアティなどなどなど、今や世界的な建築家となった方々の初期の作品が掲載されており現在の私にとって、とてもタイムリーで刺激的な内容でした。大満足。
L.E.J.I.A
JIA主催のレクチャーイベントに参加してきました。テーマは「地域が建築に求めるもの」。
先月もJIAのレクチャーに参加させて頂いたのですが、その時は同じ設計の立場の方から、プロポーザルと公共建築についてのレクチャーで、とても共感する点がありながらも勉強になりましたが、今回は行政の方・教育の立場の方からの話でした。プロポーザルが開催されるまでの苦労、プロポーザルを勝ち進んで建設された公共建築物の実例とユーザーの反応などこれまでにない視点からの意見を聞くことができ大変勉強になりました。
今は頂いた目の前の仕事を精一杯遂行していくのみですが、時期が来たらプロポーザルやコンペもチャレンジしていきたいと思います。
模型製作
ここ数日は模型作りに没頭。
クライアントの方とイメージが共有できるように、そして自身の設計の確認も含めて毎回模型を製作します。実際の住宅と同じで作り込めば作り込んだほど仕上がりも良くなってくるので、時間を忘れて熱中してしまいます。模型が一旦完成した後も、本当にこれがベストかな、ここはこうした方がいいのではと自問自答を繰り返し、微調整を行ったり、時には大幅な変更を行ったりします。そういった試行錯誤を繰り返して完成した模型は手放したくないほど愛着がわきます。そして打ち合わせの前日はいつもドキドキ。
住宅エスキス
ここ数日は集中して住宅のエスキスを行っていました。
最初はぼんやりした線を描きながら少しずつ部屋を落とし込んでいき、並行して全体のイメージや断面イメージを考えていき、プランとの整合性を図りながら徐々に図面らしいスケッチを仕上げていきます。
ひとえに設計の仕事といっても、お施主さんと話をさせて頂いたり、納まりを検討したり、現場で打ち合わせをしたりと色々な工程や仕事内容があるのですが、この一番最初のエスキスが最もクリエイティブな時間でもあり、0から1を作る作業が最もエネルギーを必要とする作業かもしれませんが、個人的には一番好きな時間でもあります。
おおよそプランが固まったところで次はスタディ模型を作って確認します。またその模型を見ながらプランを微調整したり、時にはプランを一から考え直したりし、良いと思える住宅になるまで繰り返しエスキスを行います。徐々に愛着も湧いてきてプランが仕上がった頃には我が子のように可愛く思えます。