植村康平建築設計事務所

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現場レポート@伝馬町&花田町の住宅

現在建設中の豊橋市の伝馬町の住宅と花田町の住宅。
伝馬町の住宅の方は外壁が貼られてきました。外壁はガルバリウム鋼板のシルバー色。住宅街に建てられるこの住宅は道路にも近接しておりボリューム感がありますが、光を反射するシルバー色にする事でその存在感を弱める事を意識しています。本当にぼんやりとですが空や風景が映り込んだりと。
花田町の住宅は内装が先行して進んでおり、ほぼ下地が出来てきました。そしてフローリングの搬入。地元のベテランの棟梁とその息子さんが丁寧に仕上げてくれています。どちらも12月頃完成予定です。スケジュールの都合がつけば内覧会ができればと思っています。

商店街OPEN2018@西山商店街

昨日は名古屋市主催の商店街OPEN2018というイベントに参加させて頂きました。開催場所は、今住んでいる所から近くて以前より気になっていた西山商店街。イベントの趣旨としては商店街の活性化を目的として、空き店舗を対象に魅力ある店舗を実際にオープンさせる事を目指し、最終的には事業プランを作成すると言うものでした。一建築家として、まちづくり自体にもとても興味がありましたが、開かれた商店街という場所で設計事務所+αなお店が作れたら面白いのでは、という事業者側の立場からも興味があり参加させて頂きました。
参加者は年齢層も職業もバラバラで地元の人から近所の方、遠くの方なども見えましたが皆さん一様に西山商店街に興味を持っており、商店街の歴史や特徴、これからの課題等について色々と語り合う事が出来ました。外から見ていただけでは分からなかった事も知る事ができ、大変有意義な時間でした。来月、再来月に第2回、第3回のイベントが予定されており、僕自身まだどのような方向に進んでいけるか分かっていませんが、逆に色々な可能性を秘めたイベントだと思いますので、楽しみながら、色々と考えながら前に進んでいければと思います。

雑誌掲載 チルチンびと97号

チルチンびと97号の『各地で活躍中の建築家』の特集の中で取り上げて頂きました。大変光栄です。書店などで見かけましたら手にとって頂けると嬉しいです。

現場レポート 花田町の住宅 上棟

今日は設計をさせて頂いた豊橋の花田町の住宅が2度の雨天順延を経て、満を持しての上棟でした。
この敷地は南側に大きな建物が建っているため南側からの採光が多くは望め無いのですが、北側の建物は高さが低いため北向きのハイサイド窓を設けて室内に安定した柔らかい光を存分に取り込む構成です。
まだ躯体だけの状態ですが想像していた空間が少しだけ浮かび上がっていました。工務店さん、職人さん、一日ありがとうございました。

母校での講義

気がつけば8月も最終週。8月は色々と予定が重なり、バタバタと毎日を過ごしておりました。とブログが滞っていた言い訳です。
昨日は母校である愛知淑徳大学で一コマ授業を担当させて頂きました。授業といってもOBとして、建築家として、これまでの経験や道のりをお話しするといった内容でした。この授業もありがたい事に3年目ですが、毎年新しい出来事を更新したり竣工物件を紹介したりと1年間を振り返る良い機会にもなっています。また淑徳に来ると初心に帰ることができ、私自身も刺激をもらえました。