敷地見学@岐阜
先日岐阜に敷地見学に行きました。今は大半の土地はgoogleのストリートビューで確認できてしまいますが、計画前には必ず現地に足を運び、現地の雰囲気、日当たり、景色の抜け方、隣地との距離感などを自分の目や体で感じてきます。何度も足を運んで確認することもありますが、一番最初に直感的に感じたものが一番大事だったりするので、初めて敷地に到着する前は少し緊張します。
今回も現場で様々な情報を得られたので、今後の提案にフィードバック出来ればと思います。
鶴舞図書館と住宅特集
いつもは愛知県図書館を良く利用しますが、今日は調べ物をしに鶴舞図書館へ。愛知県図書館に無くて鶴舞図書館にあるもの、、、そうそれは「新建築住宅特集」です。これが見たくてバイクを飛ばしてやってきました。ざっと2015年を振り返る事が出来ました。毎号目を通しているつもりですが、見落としている号もあったり一年分を通して読むと、ぼんやりとトレンドや類型が浮かび上がってきました。これからの設計におおいに役立てたいと思います。そして最後に知った事実。予約すれば近くの名古屋市の図書館で受け取れるとの事。図書館のプロポーザルに挑戦した時に、図書館同士の連帯!などうたっておりましたが、まさにこの事かと実感いたしました。大変ありがたい。次回からはネットで予約して近くの西図書館で受け取ろうと思います。
映画「もしも建物が話せたら」
前々から見たかった、映画「もしも建物が話せたら」がなんと今日が上映最終日ということに奇跡的に気づき、急いで名演小劇場へ。この劇場は初めて来ましたが、天井には変わった壁梁が組まれておりレトロでとても良い空間でした。
映画は1963年ハンス・シャウロン設計のベルリン・フィルハーモニー(ドイツ)、1795年エゴール・ソコローフ設計のロシア国立図書館(ロシア)、2010年ハンス・ヘンリック・ホイルン設計のハルデン刑務所、1963年ルイス・カーン設計のソーク研究所(アメリカ)、2008年スノヘッタ設計のオスロ・オペラハウス(ノルウェー)、そして1977年レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャース設計のポンピドゥー・センターがそれぞれの建物の視点から語られていました。
ロシア国立図書館の内部の映像はとても貴重でしたし、何と言ってもソーク研究所並びにルイス・カーンの素晴らしさを再認識させられました。